- 英文法ってどうやって勉強すればいい?英文法勉強しても覚えられない。
- 何か効果的な勉強法があれば知りたい。
- 結局、何から始めればいいのかわからない!
こんな疑問を解決します。
今回は3か月で英文法を全て覚えるためのとっておきの方法と具体的な4つのステップについて解説します。本記事の内容を応用すれば1か月でマスターすることも可能です。
英文法を覚えるのに苦労していた自分に本記事を書いています。ですので、いま英文法を覚えられなくて困っている人にもきっと参考になると思います。
本記事の内容
おすすめ英文法参考書は以下で紹介しているので覗いてみてください。
ではさっそくいきましょう。
英文法が覚えられない?【結論:3か月で基本を習得できる】
結論:自分の勉強計画を立てて、PCDA法を応用する。
PDCA法って何?
と思う人もいるかもしれませんが、それは後ほど説明します。
大事なことは勉強全体像を把握して、どんなスケジュールでやっていくかをだいたいで良いので、計画を立てることです。
そもそも、なんで覚えられない?
勉強しているけれど、全然英文法が覚えられない・・・。
そんなあなたは以下のいずれかに当てはまりませんか?
- 勉強しながらスマホを途中で見たりしている
- 複数の参考書をつまみ食いしている。
- 勉強した気になっているけれど、いざ誰かに説明できるかというと説明はできない
- 参考書を読み込んでない。
そんな人は勉強した気になっているだけです。この記事では正しい英文法の勉強方法について詳しく解説します。
参考までに、会話に特化して勉強したい人は以下のオンラインアプリがおすすめです。
(参考)英会話おすすめ教材
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そもそもなぜ英文法を勉強する必要があるのか
そもそも、英語の勉強において、必要な要素って何?というところから説明します。 英語には、英単語、文法、発音、スピーキング、ヒアリング、リスニングなどなど様々な勉強の方向性が存在します。
でも、実際のところ、本当に必要な要素は、
が、主要素です。
その中でも、英文法は知らないと会話にならないためほぼ英文法がメインで少し英単語が必要です。
日本語も同じで、外人が日本語を話すときに、以下のように文法と単語さえ備わっていれば、片言でも意味は通じます。
「私、行きます、会社へ」
そのため、英会話(スピーキング、リスニング)の元となるのは、英単語、と英文法なのです。
中でも、英文法は英語における基本原則であるため、英語を使う上でまずはこれをマスターしないと読むにも、書くにも、話すにも、すべてにおいて困難であるといえます。世の中のすべてのことがルールを理解することが大事なのと同じです。
スポーツのルールなどは当然ですが、電車に乗るルール、社会のルールなど、すべてのことはルールを学んで初めて、世の中で渡り歩くことができます。
英文法を覚えるとは?
そもそも、英文法を覚えるってどういうこと?
すでに説明したように英文法はルールです。
例えば自分がやっているスポーツのルールって人に説明できるし、自分でもやれますよね?(うまい下手はおいといて)
英語も同じです。
ここで大事なポイントは、英文法を覚えるのに、やみくもに参考書を複数使わないことです。必ず1冊の英文法参考書をやり切りましょう。
何冊も異なる本を使用して勉強しないことです。何冊もの問題集や文法書に手を出しても、全てやることができず、中途半端になりがちです。必ずしっかりと全英文法知識を網羅した文法書1冊に絞り、それをとことんやりつくすようにしましょう。
英文法を人に説明できるようになることで、ただ丸暗記するのではなく、“覚える”⇒“使える”になれることを意味します。
英文法を全て覚えるための5つのステップ
ここからは僕が実践した英文法の勉強法についてお話していきます。
必要なのはたった5つのステップだけ。特に重要なのはステップ1とステップ5です。
またこのステップはPDCA法ともいわれ、工場の生産改善などの使う方法を応用したものです。
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。PDCAサイクルは、主に日本で使われ、Aのみが名詞のActionといわれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/PDCA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
英文法の勉強に置き換えると以下の通りです。
ステップ1 勉強計画を立てる (P)
まずはどう学んでいくかを考えます。
を決めましょう。
生活スタイルでどれぐらい英文法の勉強に時間を割けますか?ここが大事です。
⇒時間をどれぐらい割けるかと参考書がを決めて、計画をたてましょう。
あなたにおすすめの英文法の参考書は以下です。
Mr. Evine シリーズ
ステップ2. 各事項の内容を理解し、自分で説明できるようにする(D)
文法は暗記ではなく、理解です。
理解とは人に説明できるようにすることです。項目ごとにその理解を着実に感じることが大事です。
上辺だけの理解ではなく、しっかり理解しましょう。
この理解を第3者に説明できるといいですが、なかなか独学でやる場合は難しいので、何も見ずに紙に書きだしてみましょう。
この時に書き出すのはルールを書き出しします。
例えば、
(仮定法過去)■仮定法過去
「もし今~なら」:
If +主語+動詞の過去形, 主語+助動詞の過去形+動詞の原形
or
If+助動詞の過去形+動詞の原形, 主語+助動詞の過去形+動詞の原形
⇒これらを何も見ずに書けるようになることが目標です。
ステップ3. 理解した文法事項を使って、実際に文章を作成する (C)
次に、ステップ3で理解した英文法を使って、実際に文章を作ってみましょう。英文法を勉強する目的は、文法を覚えて実際に自分が英語を使えるようになることです。
実際に習得した知識を使って文章を作る作業を繰り返すと、実際に話したり書いたりするときに、よりスムーズに頭から出てくるようになります。
でも、いきなり文章を作るなんてハードルが高すぎる!
と思う方もいると思いますが、そういう方は文法書に含まれている例文をもとに、各単語を自分が身近なものに置き換えて文章を作りましょう。
ステップ4. 作成した英文を、何度も口に出して言ってみる (A)
文章が出来上がったら、それを何度も実際に口に出して言ってみてください。
そうすることで、実際にその文法事項が使える状況に出合ったときに、よりスムーズに自信を持って言えるようになります。
また、どうしても外で口に出せないと言う場合は頭の中で言うので代用しても良いですが、言語に関する記憶は声に出した方圧倒的に定着率が高いため、やはり声に出すのが一番です。
そして、この際に重要なのは、自分がその英文を実際に使っているところをものすごく強くイメージして言うようにすることです。
うすればするほど、実際に使うときパッと素早く、頭の中にその文法事項が浮かぶようになります。
ステップ5.ステップ3,4の繰り返し
最後はこれまでのステップを繰り返すだけです。
ステップ3がスムーズではない場合は、ステップ2に戻ってから,ステップ3,4。
何度も繰り返しましょう。
英語は反復&継続によって上達できます。
英文法を全て覚えるための5つのステップまとめ
計画案(Plan)の立て方具体例⇒ステップ1の具体例
ここまで、具体的な英文法勉強法についてお話しました。
しかし、じゃ、どんなふうに計画立てればいいの?
と思うかもしれないので、具体的な例を紹介します。
以下の計画は一日1.5時間の学習を仮定していますので、もし仮に一日6時間取れるのであれば半分の時間で済みますし、一日45分とか取れないのであれば倍の時間がかかると考えてください。
そして、学習スタート時点の英語力は中学英語の習得から始めるレベル(中学英語がまだ不十分)を仮定しています。
つまりもっと分かっていることが多ければ当然より少ない時間を要すると思ってよいでしょう。
<参考事例に使う参考書>
この参考書は29の項目があります。さらに末尾に総まとめの項があるので、トータル30項目です。
この本は1か月でやるよう設定されているので30項になってるんですね。
ですが、しっかり自分のものにするには複数回繰り返したほうがいいです。
では、どんな計画ですすめるか。
例えば3か月ですすめるなら以下の通りになります。
1項目にかける時間 | 1.5 | 時間 |
項目数 | 30 | 項 |
反復回数 | 3 | 回 |
トータル必要時間 | 135 | 時間 |
十分に習得するなら、これぐらいやれば徹底的にできます。
合計135時間です。
1日の勉強時間 | 1.5 | 時間 |
トータル勉強日数 | 90 | 日 |
計算するとこのようになります。そう3ヶ月です。1日1.5時間なら勉強できそうな感じしませんか?
3時間だとちょっとハードル高そうな印象ですが、1.5時間です。この時、ざっと参考書の項目をみて、自分の苦手分野がすでに分かっている人は、1項目を繰り返す回数を項目ごとにケースバイケースで変えても良いと思います。また、すでに知っている部分は逆に反復回数を減らしてもいいと思います。
ですが、必ずどの項目も確認のためにも絶対1回はやってください。では、ここで1日1.5時間と設定する場合、各ステップに掛ける時間もおおよそ見積りましょう。
これだけやれば、文法を完璧にマスターできそうな気がしませんか?
このような感じで、全体のペース配分や自分が上達できそうかのプランを建てることが大事です。まずは大枠、全体像を見極めて、それで進めてみましょう。実際に進めてみて、この項目はもう少し時間をかけたほうがいいなと思ったら、計画修正しましょう。
それもPDCAの一環です。
このように勉強の全体像を把握することで、だらだら続けることを防止できます。いつまでにやれば、いつ完璧にマスターできるんだ!という目標を持つことが大事です。
重きを置くはステップ2とステップ3です。ステップ4はどちらかというと、スムーズしゃべれるようにすることなので、一番時間をかけるのはステップ2と3です。
まとめ
いかがでしたか?
英文法の勉強の具体的な方法を解説しました。
最後にもう一度各ステップをおさらいします。
実際これは簡単ではありませんが、必ずあなたの身になります。
どんな参考書でも可能です。
1日3時間確保して、このステップ1~5を実践&継続すれば、英文法はあっさりマスターできます。
ぜひ試してみてください。
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