- ”on time”と”in time”ってどう違うの?
こんな疑問を解決します。
こんにちは。
I need to finish this test in time.
I need to finish this test on time
あなたはこの違いがわかりますか?
I need to finish this test in time.
⇒時間内にこのテストを終了する必要があります。
I need to finish this test on time.
⇒時間通りにこのテストを終える必要があります。
なんとなく違いはわかりますよね。
でも、日常英会話だけでなく、ビジネスでも頻繁に使う”on time”と”in time”を、人に説明できるかというと説明できなかったしますよね。
本記事で違いを説明できるようにします。
本記事の内容
ではいきましょう。
”in time”と”on time”の違い
結論から言うと、”in time”と”on time”の違いを明確にしてくれるのは
です。
まず、いきなり”in time”と”on time”の説明に入る前に”in”と”on”の違いを説明します。
なぜなら、
より”in time”と”on time”の理解が容易。
なんです。
理解している人も、念のためおさらいしておきましょう。
前置詞”in”と”on”の違い
前置詞”in”は一言で、「空間の中にいる」イメージです。
前置詞”on”は一言で、「何かにくっついている/乗っている」イメージ。
時間の概念でも同じです。
“in”は時間の流れの中に入っていて、”on”は上にくっついているイメージです。
ここまではいいでしょうか?
これが”in”と”on”の違いです。
では、具体的に”in time”と”on time”の違いをみていきましょう。
時間の中に入っているので、上記の丸目線で見たときには、始まりもあって、終わりもあります。
つまりは、時間軸で考えるin timeは「期間」(あるいは範囲)です。
一方で、
“on time”は時間にくっついているだけなので、時間軸で考えるon time は「ある一点」。
となるわけです。
英語はイメージで考えると違いが分かりやすいですね。
では、例文で見ていきましょう。
”in time”と”on time”の違い(例文)
前述した違いをイメージしながら例文を使ってみていきましょう。
もう一度最初の例文をチェック。
I need to finish this test in time.
時間内にこのテストを終了する必要があります。
I need to finish this test on time.
時間通りにこのテストを終える必要があります。
この二つの文章は見た目はすごく似ていますが、”in time”と”on time”の違いをしっかり理解しておけば、文章背景も全く異なってきますね。
I need to finish this test in time.
→この例では、すでに試験が始まっている/始めようとしている状況で、なんとしてでも、期日に間に合わせなければなら無い理由がありそうです。
つまり、期限内に終わらせることが大事。
I need to finish this test on time.
→この例では、すでに試験は始まっていて、試験終了予定日ちょうどに終わらせなければならない何か理由がありそうです。
つまり、決められた期日、時間ちょうどに終わらせることが大事。
他の例も見てみましょう。
<例文>
This parcel arrived at home in time.
「この小包は間に合って家に着いた」 →「この小包は期限内に家に着いた」。
This parcel arrived at home on time.
「この小包は時間ぴったりに家に着いた。」
小包(parcel)を時間指定(例えば10時)で頼んでいたとして、
・小包が注文後~10時のどこか(=範囲)で届いたら、”in time ”
・小包が10時ジャスト(=点)に届いたら、”on time ”
と言うわけです。
”in”と”on”の概念をしっかり理解しておくと違いがとても分かりやすいですよね。
さらに別の例も見てみましょう。
I went to the hospital in time. 病院に間に合った。
I went to the hospital on time. 病院に時間通り行った。
例えば10時予約だったとして、
・10時より前に着いたのが “in time”
・10時に着いたのが”on time ”
違いが一度分かれば簡単ですよね。
”just in time”,”right on time”の違い
”in time”と”on time”を使ったフレーズで「just in time」、「right on time」についても解説します。
「just = ちょうど」という意味なので、”just in time” = ちょうど時間内にという意味になります。
また、「ギリギリ」のニュアンスも含まれます。
ここで使っている”right”は「ちょうど」という意味なので、”right on time” =「ちょうどぴったりの時間」という意味になります。
先ほどの例に追加してみましょう。
This parcel arrived at home just in time.
「この小包はちょうど期限内に家に着いた」。
→こちらは期限ギリギリに届いたニュアンスが含まれます。
*on time
This parcel arrived at home right on time.
「この小包は時間今まさにぴったり家に着いた。」
→こちらは、時間どりピッタリについて少し驚きのニュアンスが含まれます。
まとめ
最後に整理します。
- “in time” = 時間内に ※範囲を表すニュアンスが含まれる
- “on time” = ぴったりの時間 ※点を表すニュアンスが含まれる
- “just in time” = 「ギリギリに期限内に」
- “right on time” =「ちょうどぴったりに」
以上、そんな感じです!