- 「英文法めっちゃ勉強したけど、聞き取りが全然上達できない」
- 「オンライン英会話通ってるけど、相手の言ってることがなかなか聞き取れない・・・」
- 「読んだり書いたりはできるけど、聞き取りだけはどうしても苦手…」
こんにちは。
英文法の勉強をしっかりしていけば、読み書きは結構できるようになります。
だからといって映画を字幕なしで見れるようになるわけではないですし、相手が言ってることを理解できるようになるまでは、ほぼ「雑音」「騒音」のように感じる人もいるでしょう。
同じ境遇のあなたにも参考になると思います。
本記事ではそんな英語の聞き取りに欠かせないリスニング力の上達のためのコツや練習を苦痛に感じない方法を紹介します。
本記事の内容
ではいきましょう。
英語リスニング上達のコツ
結論:リスニング上達のコツは、最終的には話す。です。そう、リスニングなのに、話す=スピーキングなんです。何故かというと、スピーキングできるようになるには、発音のルールを知れるからです。
リスニングの上達=話せるようになることが効果的
なんです。ですが、「最終的に」というのがミソです。スピーキングの前に、基本をいくつか知っておく必要があります。以下で詳しく解説します。
リスニング力上達のコツ①:基本編
英単語の音は自在に変化する!
英語って、最初は相手が喋る内容って全く聞き取れません。
一部「あ、今、知ってる単語聞こえた!」っていう感じです。
喋ってることが”線”では聞き取れず、”点”でしか聞けない。
何故でしょうか?英単語の音が自在に変化するからです。
例えば、”want you”
カタカナで表すとでは「ウォントユー」ですが、実際は「ウォンチュー」で発音します。
他にも「I did it」。これはカタカナでは「アイ ディド イット」ですが、実際は「アイデディット」になります。
他には「bring that」。これはカタカナでは「ブリング ザット」ですが、実際は「ブリンザッ」です。
*文章解説の都合上カタカナ表記にしていますが、実際の発音とは異なるのでご注意ください
こんな感じで、英語は単語が繋がって元の発音通りは発しません。
そのため英語勉強しはじめのころは、この英語発音の”変化”のバリエーションを把握できていないので、全くついていけないんです。
音の変化を知る(リンキング)
誰もが分かりやすい例だと、
How are you?
例えば「Howareyou」って書いたら、どう読みますか?
カタカナで書くなら「ホワァユゥ」ですかね。
そう、
実際英語で喋るときには「ハウ アー ユー」ではなく、「ホワァユゥ」でOK
すべてがすべてこの例ではありませんが、この例では、前もしくは後の単語が母音だった場合につなげられます。
ちなみに、英語の母音はAIUEOだけではなく20個以上あります。
(*アメリカ英語、イギリス英語によって若干異なる)
つまりこれらの母音前後の音は、元の単語から発音が変化する場合がある!
それがリンキングです。
リエゾンと言ったりもします。
ではこれどうやって覚えるの?
と思うかもしれませんが、実際覚えるのは不可能です。
何故なら場合分けが多すぎるからです。
できることとしては、実際の英語を聞いて、文章で慣れていくしかありません。
→リエゾンを覚えることは難しいですが、いくつか決まったルールがあります。
そのルールについてはこちらで詳しく解説しています。
(あわせて読みたい)リエゾンルールを覚えよう(記事メンテ中)
英語の強弱を知る
通常英語では、
強調したい単語は強めに、あまり重要じゃない単語は弱めに
発音します。
例えば、
I love my car!
の場合
I lovemy car! ⇒自分の”車”が好き
I love mycar! ⇒”自分の”車が好き
その人の気持ちによって強調部分は変わります。
聞く側としては、強調された単語だけ聞き取りやすくなって、弱の方がとても聞き逃してしまいやすいです。
結果文章として聞くことができず、相手の言いたいことがわからないわけです。
さらに、強調の仕方によって、伝えたい意味すら変わってしまいます。
例えば、
Pretty good「かなり良い」
の場合
しかし下線を引いた単語にアクセントを付けると意味がかわります。
It was pretty good.
⇒「期待したほどではありませんでした。」
It was pretty good .
⇒「期待した以上でした!」
こんな違いが出ます。
こういったことは練習して慣れていくしかありません。
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日本語の語順は忘れて、英語の語順で聞く
周知の通り、英語と日本語は主語、述語などの順序がまったく異なります。
そのため、英語の語順で英語を理解しないと相手のスピードには絶対ついていけません。
英語を英語で理解できるようになるには、多くの英語が以下の順序になっていることを意識しましょう。
メインパート:「誰が」->「何をした」
補足パート:「どこで」「いつ」「何のために」
メインパートの後に続く内容を一つの情報のグループだと予想しながら聞いていくことで頭で整理しやすくなります。
さらにそのグループを”that”、”Which”、時には”Who”などの関係代名詞を意識して聞けるとさらにレベルアップできます。
たとえば、
「I love your car that you bought yesterday.」
⇒「I love your car/ that you bought / yesterday.」
(あなたの車が好き/あなたが買った/昨日)
上記の文章をいちいち頭で並べ替えることはしないでください。
何故なら英語を母国語で喋っている人は並べ替えてません。
英語初心者はこれをいちいち並べ替えて理解しようとするから、リスニングが出来ないと勘違いします。
この英語語順のままので、英語を理解できるようになることが、非常に大事です。
これもトレーニングしかありません。
練習あるのみです。
英語を英語のまま理解できるようになろう
皆さん、英語を聞いて、頭に何が浮かびますか?
例えば
「flower」と聞いて、漢字の”花”が浮かびますか?
以下のようなイメージで浮かびますか?
英語を英語のまま理解するということは、後者のイメージでとらえるということです。
つまりは、イメージでとらえることが英語脳を作ることになる。
以下の本では、イメージで英語をとらえることに特化した英文法書です。
以下で詳しく読み方も解説しています・
➡(あわせて読みたい)一億人の英文法|効果的な使い方 徹底解説(記事メンテ中)
いきなり文章から、英語を英語で理解するのは難しいかもしれませんが、普段何気ない周囲にあるものを英単語で考えてみましょう。例えば、机をみたら「desk」、車を見たら「car」とボソッとでもいいので言ってみましょう。単語から始めて、徐々に文章で言えるようにレベルアップしてみましょう。
“That car is very fast.”あの車はとても速い
地味ですが、徐々に効果は出ます。コツコツ試していくことをおすすめします。
リスニング力上達のコツ②:スピーキング編
最初にも言いましたが、
英語は「自分が話せる」=「英語は聞ける」
なんです。
リスニング力上達のコツ①でもお伝えしたとおり、英語には独特な発音ルールがあります。
それらを習得するのは、覚えるのではなく、実際に喋って慣れることです。
じゃ、どうやって慣れればいいのという疑問が出ますが、
ひたすら真似ましょう。
この真似る方法に、シャドーイングやカランメソッドなんていう手法があるくらいです。
こういったことは練習して慣れていくしかありません。
練習にはカランメソッドで学習できるイングリッシュベル英会話がおすすめ。
→イングリッシュベルはこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしょうか?初心者向けの英語リスニングのコツを紹介しました。
英語は英語のまま理解するのは一見難しく考えがちです。
しかし、考えてみれば、英語を母国語としている人たちは苦労して覚えていません。何故なら、そういう環境で育つからです。
つまりは、我々日本人も、英語に触れる機会をもっともっと多くして、目・耳・口を英語に慣らしていくことがリスニングへの一歩です。なかなか近道はありませんが、少しずつ英語に慣らしていきましょう。