英単語の覚え方|中学生でも簡単【1年で10000語覚えた方法】

英単語
英単語英語学習ノウハウ
  • テスト前なのに英単語が覚えられない
  • 単語と意味が全然つながらない
  • 効率的な単語の勉強方法無いかしりたい

こんな疑問を解決します。

こんにちは。

英単語を覚えるのが苦手な人でも簡単に覚えられる方法を紹介。1日45分でOK。1年で1万語覚えられます。

この記事では、英語初心者向けに英単語を効率的に暗記できる方法を解説。

本記事の内容

  • 英単語の効果的な暗記方法
  • 英単語を覚えられない理由
  • 英単語を覚えるのに最適なツール
  • ではいきましょう。

    効率的な英単語の覚え方

    • 英単語はひたすら書けば覚える
    • 英単語はひたすら聞いて覚える

    こんなやり方では、英単語は効率よく覚えられません。しかも覚えたとしてもなかなか会話で使えるような実用的な英単語の記憶になってません

    では、どうすればいいのか?英語全般について同じことが言えますが、裏技や特効薬はありません。地道な努力が必要です。

    ですが、その努力の方向を正しく向けることで、最短距離で上達・暗記出来ます。

    その最短距離を本記事で解説します。

    単語帳をひたすら読む、声に出す、そして音を覚える

    見るではなくて、読むです。音読です。よく言われることですが、音読がとても大事です。

    何も見ずに言えるくらい何度も読む返すのが良いですが、少なくとも「えーっと」「えーっと」と考えなくて済むくらいまで、音読してみましょう。音読は、簡単でかつ超効果的な勉強方法です。

    そして最終的に意識することは、「音を覚えることです」。英単語を書いて覚えるのはやめましょう。使える覚え方ではありません。そして続かず挫折するだけです。

    英単語を覚えるには、「話せる」「読める」が絶対条件になので、必ず音読して、音を覚えましょう。

    書く必要はありません。”書く”ことは、書くこと自体が途中から作業になってしまい、覚えることになりません。音読をすることで、体に覚えさせることができるのです。スペルはおのずと何度も見れば自然と覚えられます。また、スペルが必要になることは実生活ではほとんどありません。

    また、脳内で読んでるふりは効果的ではないですボソッとでも声に出しましょう

    音で覚えることで、英会話でも実際に聞き取りやすく(リスニング)、自分で話すときにも相手に通じやすい(スピーキング)

  • 単語帳、参考書を声に出す
  • ひたすら読む。書くより読む。
  • 参考書を見ながら読んで⇒参考書を見ずに読んで
  • 参考書を見ながら読んで⇒参考書を見ずに読んで をひたすら繰り返す。
  • そして、音を意識して覚える。
  • イメージと意味を一致させる

    参考書の音読がスラスラできるようにするとともに、次に英単語と日本語の意味を組み合わせます。ポイントは、「文字」として覚えるのではなく、その言葉の「音」を「イメージ」とセットにして覚えることです。

    英単語をただのアルファベットの羅列ではなく、英単語を実際の動作や脳内でのイメージとして、印象付けて覚えるようにしましょう。

    「音として覚える」「映像をイメージして覚える」この2つを並行することで、左脳だけではなく右脳も働いている状態になるので、効果的に覚えられます。

    また、人は「文字」で見たことよりも「映像、イメージ」で見る方が、記憶に残りやすいので、ぜひ試してみてください。

    人それぞれのイメージになるので、説明が難しいですが、例えば私の感覚を解説します。

    ●事例 (単語、意味):alternative(オルタナティブ)、二者択一、代替

    ●脳内イメージ

    わかりますでしょうか?自分で覚えやすいイメージを脳内に描きましょう。そうすることで、これ実は英語を英語で考えることにもつながるんです。

    相手から「Alternative」と聞いて、脳内で「二者択一」と変換するのではなく、上記の「どっちかを選ぶイメージ」で覚えましょう。

    さらにイメージで覚えることは、一つの単語に名詞、動詞など複数の意味があっても応用がききやすくなります。

    ●事例 (単語、意味):Water(ウォラー)、水、水を飲む、水を飲ませる

    ●脳内イメージ

    Waterには「水」という名詞の意味だけでなく、水を飲む、水を飲ませる、水を(植物などに)やるなどの意味もあります。

    でも、脳内で上記のようなイメージを持っておけば、

    例文

    Don’t forget to water my flowers. 私の花に水をやるのを忘れないで下さい

    こんな例文があっても to water で不定詞のように使われていても、「あ、これは水をやるって意味だな」ってすぐわかりますよね?

    イメージで覚える際のコツ

    イメージで覚える時のコツは、単語を単語とし覚えるのではなく、例文を含めて覚えるのがよいです。

    例えば「obtain(オブテイン)」(意味:得る、獲得する)を覚える場合、

    例文

    Finally he obtained the honor after he died.彼は死後名声を得た。

    こんな感じで覚えると、実際の会話や、ほかの英文で使う時にも応用が利きます。

    ちなみに、obtainはgetよりも、ななかな得られないものを苦労して得たニュアンスのある単語なので、単純な”得た”の場合はgetを使います。実際の会話で使い分けなくても意味は通じるので補足情報的にそういったことは覚えていけばよいでしょう。

    そんな例文を使った英単語の勉強に最適なのは以下の単語帳です。

    DUOシリーズは有名な英語学習書です。頻出英単語1600語を例文とともにコンパクトなカードに凝縮。表面に見出し英文、裏面にその和訳と重要語句が書かれており、単語を覚えることに特化した参考書になっています。

    カードでなくてもいいという方はこちらをお勧めします。

    暗記に効果的な時間帯を活用する

    睡眠は、体力を回復させる・成長を促す・情緒を安定させるなど、たくさんの働きがありますが、「覚えた記憶を整理&定着」という作用もあります。

    これを利用して、就寝前に単語を覚える時間を設けるのは、効果的なやり方です。あまり長すぎるとよくないので、15分~長くても30分程度にしましょう。

    加えて、朝起きてから数10分は、覚えた単語を軽く復習する時間に使うと次の日でも覚えていらられるようになります。

  • 英単語は文字としてではなく、イメージとしてとらえる
  • 覚えやすい時間帯を活用する(寝る前) ⇒かつ起床時に復習が効果的
  • 翌日に復習する(短い頻度で復習を繰り返す)

    人は1日経つと忘れます。それが何事にも復習が大事といわれる理由です。忘れることを避けるには、繰り替えすしかありません。

    例えば1日45分(自分は1日30単語に設定し、毎日続けて1年で10000単語覚えました。)

    ※30分~45分が小学校~高校生で一番集中できる時間と言われています。

    学習スケジュール例: No1~No30の30単語を6日で覚える場合(1日5単語)

    自分が45分で定着しない場合は、これを1日で回数を増やしましょう。決して1回あたりの時間を増やすのは逆効果です。集中できなくなるだけです。30分を2回する方がいい場合もあります。

    何分/何回が適切かは人にもよります。最適な時間を自分で試して、選んで、かつ1回に何単語を設定するかも自分に最適な語数を選ぶことをお勧めします。1日に100単語できるぞっていう人はそれでもOKだと思います。

    大事なのは、すぐ復習、すぐ復習です。

    <ポイント>

  • 自分に適した、1日あたりの学習時間/回数の設定
  • 自分に適した、1日あたりの覚える単語数の設定
  • 前日の暗記単語を再暗記
  • 英単語が覚えられない3つのパターン

    具体的な覚え方がわかった上で、なぜ覚えられないかも知っておくと必要がるので、まずそれを解説します。

    絶対量が足りていない

    暗記が得意・不得意な人は確かにいます。暗記が得意な人って、近くにもいますよね。

    えぇ、もうそんなに英単語覚えてるの!?っていう。そういう人は、もともと暗記が得意でコツをつかんでいるといえます。

    ある程度生まれ持った特技のようなものである場合もありますが、ある程度は努力で追いつけます。ですが、そういう人に追いつくには、それなりの時間と工夫が必要です。

    スポーツでも同じで、初めからうまくできる人もいますが、そういう人に追いつこうとするなら、それなりの練習量と工夫が必要です。

    6割くらいの「英単語が覚えられない」人は、ただ練習不足です。

    それでも、ニンジンを与えられたり、お尻に火をつけられたら、頑張りますよね。

    • 「英語のテストの点数が低かったら、小遣い減らすよ!」
    • 「英語のテストの点数が高かったら、ゲーム買ってもらう!」

    まず、大事なのは最低限の時間を作ることです。攻殻機動隊やマトリックスのように、データで脳内にコピーすることはできません。非現実的なことは諦めましょう。

    何度も何度も反復して、声に出したりしながら練習しましょう。

    「文字を覚えて20分後には42%忘れる。1時間後には56%、1日後には76%、1週間後には77%忘れる」と言う、忘却曲線といわれるものが存在します。

    【引用】

    20分後には、節約率が58%であった。
    1時間後には、節約率が44%であった。
    約9時間後には、節約率は35%であった。
    1日後には、節約率が34%であった。
    2日後には、節約率が27%であった。
    ⇒節約率は覚えている率であり、100%から引いた残りの数字が忘れる割合

    https://ja.wikipedia.org/wiki/忘却曲線

    つまり、単語もいくら覚えても、1日経つと7割は忘れるのです。一回覚えたことを、反復練習で脳と身体に染み込ませる、ということが非常に大切です。

    意味と一致できない・書けない

    2つ目のパターンは、「英単語=日本語の意味」がリンクしないパターンです。

    英単語は、もちろん「正しく書ける」「意味が分かる」、この両方とも必要ですが、圧倒的に優先すべきは意味を理解することです。

    なぜなら、日本語の意味と単語をセットにした方が、断然「書ける」ようになります。それと、将来書けることが大事になるのは一部の人(そういう専門の職業の人)で、パソコンやスマホで英単語を入力するときは、基本スペルチェックしてくれます。

    また、英語の試験は単語だけでなく、文章で理解する場合が多いので、たとえ単語が書けなかったとしても、意味が単語と一致していれば長文はなんとか読めて、そこは点数がもらえます。

    覚えてても寝たら忘れる

    「書いても書いても覚えられない」「寝て起きたら、全部うろ覚え」というパターンです。

    これも絶対量が少ないことに影響していますが、一夜漬けで覚えるのはリスクが大きいです。つまり忘却曲線に沿ってるわけです。

    このケースでは点数がいつもならしっかり取れるような基礎的な問題をミスしてしまったり、試験でなければ解けるのにスペルが思い出せずかけなかったりします。

    これの対策としては、最初「絶対量が足りていない」で説明した【反復練習】の不足が一番の原因です。

    おすすめの英単語参考書

    こちらでは英単語学習におすすめの参考書を紹介します。

    まずはこの1冊から初めてみては?という1冊です。

    中学英単語1850: 音声&アプリをダウンロードできる!

    この単語帳は、高校入試問題を徹底的に分析されており、単語だけではなく、フレーズも入試よく出る順で紹介されています。

    くわしく分かりやすい解説が満載でアプリと音声ダウンロードつきで参考としてだけではなく、音声学習も可能です。

    入試向けに作られたものですが、学生ではなく、大人のやり直し英語学習としても必須英単語が満載なのでおすすめです。

  • 単語もフレーズも優先順位が一目瞭然
  • 入試頻出の1850単語が掲載。
  • 本書に掲載されている1850の単語をクイズ形式で確認できるアプリが無料ダウンロード可能。
  • 単語を読み上げている音声ファイルを無料でダウンロード可能
  • まとめ

    以下でまとめます。

    まずは、マインドとどう行動するかについて。

    マインド&アクション

    • 時間は必要。ただし覚える工夫も必要
    • 単語帳、参考書を声に出す
    • ひたすら読む。書くより読む。

    さらに具体的なアクションに落とし込む方法。

    具体的には?

    • 英単語は文字としてではなく、イメージとしてとらえる
    • 覚えやすい時間帯を活用する(寝る前)
    • 1日30分~45分の学習時間。前日の復習暗記を継続する。
    • 自分に適した、1日あたりの時間設定。自分に適した、1日あたりの単語数の設定
    • 前日の暗記単語を再暗記。

    おすすめ参考書

    中学英単語1850: 音声&アプリをダウンロードできる

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